10年以上大事に乗られておるお車です。
年に1回、フッ素系のコーティングを施して
普段はオーナー様が手洗い洗車(洗剤使用)でケアされています。
ルーフ部分(FRP)のシミと、ヘッドライトのくすみが特に気になるとの事でした。
ルー部分は、残念ながら経年劣化により、下地が出てきていて
修復は出来ませんでしたが、その他の部分はかなり好転しました。
オーナー様にもご満足いただけたかと思います。
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左の画像を見ますと、雨染みや
洗剤の残粒子などのシミが所々に
残っています。
コーティング膜のおかげで
水洗いをした感触は軽めで
撥水も残っています。 |
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水洗い後、乾燥しても左の画像のようなシミが残っています。
他にも多数のシミが確認できたので、今回は、ピッチレスコートの薄塗りではなく、厚塗り放置→ピッチレスW を重ね塗りして、保護膜にふたをする技法で仕上げました。
キレイに仕上がりました。 |
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バックドアのヒンジ部分の汚れは
歯ブラシと水で掻き出して
除去しました。
かなり好転しました。 |
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給油口周りも、手はブラシを使った水洗いの後、ピッチレスコートで保護膜を作り、キャップ本体は
P8コートで黒さを出しました。 |
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ステップの汚れは、P113
をタオルにスプレーして拭き上げして、頑固な部分は直接スプレーしてから、歯ブラシで汚れを除去しました。 |
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ヘッドライトは、全体的にくすんでいて曇っていました。
まず、ピッチレスコートを多めに塗りこんで、しばらく放置して馴染まてから、さらにピッチレスコートを
多めにつけたスポンジで、擦り上げ、最後にタオルで拭き上げると、完全ではありませんが、透明感が戻りました。 |
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ボディ全体も、ピッチレスコート厚塗り放置→拭き上げ後→ピッチレスWで仕上げ
の技法で、シミを埋めてムラなく艶感を出せました。
このように、ピッチレスコートは、ボディの状態によって
様々な技法で仕上げることが出来ます。
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