PURIUS


お手入れ履歴詳細


2023年2月17日

10年以上大事に乗られておるお車です。
年に1回、フッ素系のコーティングを施して
普段はオーナー様が手洗い洗車(洗剤使用)でケアされています。
ルーフ部分(FRP)のシミと、ヘッドライトのくすみが特に気になるとの事でした。
ルー部分は、残念ながら経年劣化により、下地が出てきていて
修復は出来ませんでしたが、その他の部分はかなり好転しました。
オーナー様にもご満足いただけたかと思います。


左の画像を見ますと、雨染みや
洗剤の残粒子などのシミが所々に
残っています。

コーティング膜のおかげで
水洗いをした感触は軽めで
撥水も残っています。
水洗い後、乾燥しても左の画像のようなシミが残っています。
他にも多数のシミが確認できたので、今回は、ピッチレスコートの薄塗りではなく、厚塗り放置→ピッチレスW を重ね塗りして、保護膜にふたをする技法で仕上げました。

キレイに仕上がりました。
バックドアのヒンジ部分の汚れは
歯ブラシと水で掻き出して
除去しました。

かなり好転しました。
給油口周りも、手はブラシを使った水洗いの後、ピッチレスコートで保護膜を作り、キャップ本体は
P8コートで黒さを出しました。
ステップの汚れは、P113
をタオルにスプレーして拭き上げして、頑固な部分は直接スプレーしてから、歯ブラシで汚れを除去しました。
ヘッドライトは、全体的にくすんでいて曇っていました。
まず、ピッチレスコートを多めに塗りこんで、しばらく放置して馴染まてから、さらにピッチレスコートを
多めにつけたスポンジで、擦り上げ、最後にタオルで拭き上げると、完全ではありませんが、透明感が戻りました。

ボディ全体も、ピッチレスコート厚塗り放置→拭き上げ後→ピッチレスWで仕上げ
の技法で、シミを埋めてムラなく艶感を出せました。

このように、ピッチレスコートは、ボディの状態によって
様々な技法で仕上げることが出来ます。



2024年5月18日

3か月ぶりの施工ですので、保護膜を作り直します。
前回同様、保護膜の上に保護膜でふたをする方法で仕上げます。

黒樹脂パーツの白化は
P8コートでむらなく仕上げると
黒さが戻ります

P8コートの保護膜は、少し弱めなので、月に1回は保護膜補充したいですね
ヘッドライトのくすみは
前回同様に、ピッチレスコートを
多めに塗りこみしばらく放置して、さらに多めのピッチレスコートを塗り込んで、タオルで拭き上げると
完全ではありませんが、透明感が戻ります
塗装面は、ピッチレスコートを厚塗りしてしばらく放置して、一度拭き上げてから、ピッチレスコートWを
薄塗りすることで保護膜が強化されます

保護膜の上に追い保護膜を作ることで
深い艶感と、すべすべの肌ざわりを得られます。

長くお乗りのお車に最適な仕上げ方法です。




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