2019年 8月 / クリーティングは1日にしてならず
    

8月 / August
  
  
10日 / 土曜日  掌の感覚
 

6月7月と雨で講習の中止が続き、長い梅雨がやっと開けて約2か月ぶりの講習です。

まず代々木のお客様のジャガーを使って講習開始です。

今回はピッチレスコートを使用する量に気を付けながらの作業です。

たくさん塗りすぎても仕上げが大変ですし、保護膜が強くなるわけでもありません。
逆に少なすぎても保護膜が形成されません。

そのお車の状態を見極めながら、適正な量を探ってゆきます。
そのためには掌の感覚が大事になってきます。

スポンジやタオルを滑らせたときの感触で、塗装の状態を見極めることが重要になってきます。

こればかりは経験ですので、
数多くの車を手掛けることが技術を上げる最短の道になってきます。

続いて埼玉のショールームに移動して、ランボルギーニのラッピングボディをP113を使って仕上げました。

仕上げ方はとても簡単で、P113をボディに直接スプレーしてタオルで拭きあげるだけです。
P113は速乾性の高い液剤なのでスカッと仕上がります。

このお車はソフトトップなので、岐阜の講習で教わったP8コートを使用してブラシで仕上げました。
前回同様とても簡単にきれいに仕上がりました。


続いてショールームの窓ガラスを使って、窓ガラスコートの講習を受けました。

こちらのお店は国道沿いに面しているので、正面玄関の窓枠には粉塵が付着していて、
ブラシでそれを払ってからガラスを仕上げていきます。

かなりの枚数なので、きちんと拭きムラなく仕上げるのは神経を使います。

私の悪い癖〈4隅の拭きムラ)が出ないように時間をかけて仕上げました。
作業終了後何とかOKをいただきました。

4隅の汚れが特に付着している部分は、スクレーパーを使って仕上げるのが有効だとアドバイスをいただきました。

全ての作業終了後、開業に向けての打合せをして21時に終了しました。

開業は9月予定ですので、急ピッチで準備に取り掛かります!






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