2019年 2月 / クリーティングは1日にしてならず
    

2月 / Febrary

  
  
2日 / 土曜日  スポンジ戻し
 

今回は大原さんの事務所で待ち合わせをして、東京出張で来られている細野さん同行のもと
埼玉のショールームで講習を受けました。

こちらは数々の高級外車やハーレートライクという三輪のバイクのカスタムもやっているお店です。

まずはハーレートライクを使用しての動画撮影を見学しました。

以前から拝見していた動画の撮影風景を生で見ることができました!

想像では細かい打合せのもとに撮影しているものと思っていましたが、
大原さんが細野さんにおおまかな流れを説明した後、ぶっつけ本番で撮影していたことに驚きました!

続いてハーレートライクを使用して、バイクの様々なパーツのケアを細野さんに教わりました。

細野さんの指導は机上の空論などではなく、すべてご自身の体験に基づいた指導なのでとても分かりやすいものでした。


中でも印象的だったのは、ハーレートライクのスクリーン部分のくすみをピッチレスコートを使って除去していたのですが
専用のスポンジとクロスで除去しようとしても、
そのくすみが取れずにくすみ自体が伸びてしまう現象が起きました。

細野さんにアドバイスをいただきながら試行錯誤をしているうちに、敢えて専用クロスは使わずに
スポンジのみで仕上げたらそのクスミはきれいに取ることができました。

これは「スポンジ戻し」というピッチレスコートを塗り伸ばしたスポンジ面の裏側を使う技法で
文章で伝えるのはなかなか難しいので後日、動画でご説明しますね。

この時に細野さんから
「なかなかうまく仕上がらないときは、このように押したり引いたり足してみたりする創造力が問題を解決する秘訣ですよ。」
とアドバイスをいただきました。

脳みそがだいぶ固くなってきた50代のおっさんにはなかなか難しいですが、頭を柔らかくしないとなと感じました(汗)


今回、細野さんにもご指導をしていただいて感じたのですが、
さすが大原さんが絶賛するだけあってとても適格なアドバイスでした。

年齢はおよそ私の娘であってもおかしくないくらい離れていますが、
「人の人生の密度は生きた時間では測れないな」と痛感させられる方でした。

細野さんは開業されて約6年だそうです。
この6年間、細野さんがいかに密度の濃い経験をしてこられたのかということなのでしょう。

休憩時間に細野さんと飲み物を買いに行ったときにお聞きしたのですが、
大原さんは甘党でココアやおしるこなどが好きだそうです。

大原さんの風貌は"辛口の冷や酒にするめ"みたいな雰囲気なので、私が「意外ですね」と言ったら
「まぁ、甘ければなんでもいいんじゃないですかね~。」とおっしゃっていました(笑)

細野さん、すみません!リークしちゃいました!

今回も20時くらいまで密度の濃い経験をさせていただきました。
この日は、妻に好物のカレーライスをリクエストしていたので急いで家路につきました。

今回のキーワード「押してもダメなら引いてみな」を意識しながら復習です!



4日 / 月曜日  窓ガラス比較画像


今日は平日の仕事で使っている営業車の窓ガラスとバイザーを仕上げてみました。

お恥かしいのですが、自分の車はマメに洗車するくせに仕事用となるとほとんど手つかず状態です(汗)

室内に至っては何だか生き物の気配さえ感じるほどです(笑)

画像を見ていただければわかるようにかなり汚れがついていますね。

この状態から講習で教わった通りに窓ガラスはガラスコートで、バイザーはピッチレスコートで仕上げると
簡単にきれいになりました!


Before After


こちらの仕事用の車のカラーはソリッドのホワイトですので、良い感じに熟成された汚れや傷がついていますので

後日、ボディのキズ消しも紹介します!



 7日 / 火曜日  ドアハンドル周りのキズ消し

今日はスライドドアのハンドルについた爪キズのケアをしました。


 このような傷をよく見ますよね。
 
 毎日かなりの頻度で、開け閉めを繰り返しているので傷だらけです。
 ピッチレスコートをスポンジにつけて軽くこすります。
このように爪キズが簡単に消えます。

キレイに仕上がりました。


どんなカラーのお車にも、このような爪キズはつくと思います。

ピッチレスコートで仕上げれば、保護膜効果で傷もつきずらくなるので

ぜひお試しください!



23日 / 土曜日  気配り、目配り 
 

今回の1台目はジャガーです。

こちらの車はとても狭い駐車スペースに停まっており、そのような駐車環境で隣のお車や壁などにドアをぶつけないように
気配り目配りをした作業の仕方を教わりました。

この車は納車時にガラスコーティングを施工してあり、そのコーティング膜の上にピッチレスコートを乗せているので
ボディを触った感触が他の車に比べてとても重い感じがしました。

ガラスコーティングは保護膜が固い分ケアもなかなか厄介みたいです。


つづいて2台目はベントレーをライトケアで仕上げました。

前回に引き続き、作業ルーティーン・拭き残しの悪いクセを意識して仕上げました。
大原さんにチェックしていただいたところ、「きれいなもんや。よう練習しとるわ。」とOKの言葉をいただきました。

つづいて埼玉にあるショールームに移動し、フェラーリを使用してピッチレスコートを使ったボディのキズ消しを教わりました。


最初に出会った大原さんのDVDで観たキズ消しを体感することができました。

もちろんキズ消しといっても、車のコンディションや環境によって状態は様々ですので
今回教わったキズ消し方法はそのうちの1つです。

詳しくは後日ホームページにアップしますが、このキズ消しもやはり拍子抜けするぐらい力はいらない軽いタッチでした。

今回は23時までびっちり濃密な時間を過ごさせていただきました。

帰り際に大原さんに
「谷岡さん!遅くまで付き合わせちゃって、ごめんな~。気を付けて帰ってな~。」と声をかけていただきました。

大原さ~ん!これは研修ですよ~!付き合っていただいてるのは僕ですよ~(笑)

埼玉から自宅まで約60キロ。

なかなかなな距離のツーリングですが、途中スカイツリーも見れますし、
東京タワーも見れますし様々な街並みの変化を見ながら帰ってくるのでとても楽しいです。

帰って復習です!

 





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